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アシュック、あなたは間違っていないよ。でもね、大人の世界ではね……。
「強い」「頑丈」を意味するrobustは確かにいろいろな使い方をする単語です。例えば“robust economic growth”は「力強い経済成長」を意味します。“a robust young man, a robust mind”と言うと、「健康的な若者、健全な精神」となります。「荒々しい、騒がしい人々」という意味合いでは“robust drinkers”といったように使います。また、味や香りを形容するときに、“this coffee has a robust flavor”と言うと、「このコーヒーは深みのある、芳醇な香りを持っている」となります。
工学の世界では、ウォーリーの言うとおり「丈夫で長持ち」という意味になります。日本生まれの品質向上技法である品質工学「タグチメソッド」では、市場出荷後にも壊れない、壊れにくいように設計することを「ロバスト設計(頑健設計)」と呼んでいます。
[翻訳・解説:Yvonne Chang]
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