サボるなら、誇りを持って堂々とサボれディルバート(172)

» 2010年05月28日 12時00分 公開
[スコット・アダムス,@IT]

ウォーリー、ベンダ比較は終わったか?


誇りを持って「まだ」とお伝えします


「最優先事項に集中しろ」と言われましたし、それ最優先じゃありませんからね


じゃあ、いつになればもらえるんだ?


理論的には、永久にない


もしもその作業がボクの最優先事項になったら、あなたはボクのポジションをなくしてしまうでしょ?


確かにな。じゃ、せめて優先事項はやってるんだろうな?


いまのところ、優先度の低いものをやらないよう、全エネルギーを注いでいます


  


 なるほど。誇りを持ってサボる!? ウォーリーには、さすがのボスも勝てないようですね。“I’m proud to say”は「誇りをもって伝える」という意味なので、普通は良い事柄に対して使うんですけどね……。

 例えば、“I am proud of my son”は「息子を誇りに思う」という意味ですし、“You must be proud of his accomplishments”は「あなたは彼の成功を誇りに思うでしょう」と訳します。

 ただ、この「誇りを持って」とか「誇りに思う」といった表現、日本語ではかしこまったニュアンスが強いのですが、英語では「自慢です」「うれしいです」「光栄です」など、軽いニュアンスで使われる場合も多々あります。特に良い報告をするときなどによく使われます。例えば、“I’m proud to say our team scored the best sales this month”は、「われわれのチームが今月は売り上げトップだったと報告できてうれしいです」という意味になります。

[翻訳・解説:Yvonne Chang]


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