連載
» 2011年03月04日 12時00分 公開

ディルバート(210):友達になるかストーカーになるかは金次第

[スコット・アダムス,@IT]

ディルバート、彼はアラン。“フレンダー”だ


ただの友達じゃないし、単なるベンダでもない。その中間って感じだな


彼は君の冗談にウケてくれるし、ゴルフにだって誘ってくれるぞ


こうした条件付きの“好意”をけげんに思う奴もいる


でも、何もない今のおまえにはいいだろ


これはちょっと気まずいな。彼のライバル業者から買うと決めたばっかりなんですよ


あ〜あ、やっちゃった。おまえ、フレンダーをストーカーにしちゃったぞ


(人に注目されるのを楽しんでるって、おかしいかな?)


  


 うーん、たとえ相手がストーカーでも、注目されているだけで楽しいだなんて、相当寂しい毎日を送っているんでしょうか。でも今回登場したフレンダーみたいなベンダの人、皆さんの周りにも結構いるかもしれませんね。

 「ストーカー」という言葉は古くからあり、1500年代には「盗みを働く目的で辺りをうろうろする人物」を指して使われていたようです。しかし1990年代初頭に、米国のマスコミが「芸能人の熱狂的な追っかけ」のことを指して使うようになり、これが現在の使われ方の始まりとされています。

 ちなみに“Stalk”という動詞は「大股で歩く」「闊歩する」という意味を持ち、喧嘩別れした相手が怒りのあまり大股で歩き去る様子を、“He stalked away in anger”と言ったりします。一方、動物が獲物に「忍び寄る」という意味もあり、いま一般的に使われている「ストーカー」は、こちらの意味が転じたものと言えるでしょうね。

 なお、7コマ目でボスは“stalkor”と言っていますが、これは一種の造語遊びで、“stalker”と“vendor”と組み合わせた言葉のようです。第194回もそうでしたが、作者のスコット・アダムス氏は造語遊びが好きなのかもしれませんね。

[翻訳・解説:Yvonne Chang]


「ディルバート」バックナンバー

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ

マーケット解説

- PR -