明日、CFOと予算会議があるんだ
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確かに、どの会社でも予算会議はシビアなものになりがちですからね。最終的には説得力の勝負になりますし、ボスの言葉にも一理あるとは思います。ディルバートはつい納得させられてしまったようですが、皆さんはどう思われますか?
5コマ目の“I’ll give you that one”は直訳すると「それはあなたにあげる」ですが、これは“相手の言葉を認めざるを得ないが、負けを認めたくないとき”に使う言い回しであり、「それは確かにその通り」「それは認めざるを得ない」といった意味になります。
例えば、“That’s a valid point. I’ll give you that. But my argument is……”は、「それは有効なポイントだね。確かに認めざるを得ないが、私の反論は……)といった意味になります。とにかく“相手の意見を認めながらも反論したいとき”によく使われる表現です。
でも、今回は少し見方を変えてみると、ボスが頼もしいようにも思えてきますね。実際、他部門の人たちを「うそつき」と呼ぶことをためらってしまうようなディルバートが予算会議に出席しても、何も主張できないんじゃないでしょうか。そう考えると、激しい議論を展開するような場では、相手を「うそつき」と言い切れるくらいの強い意気込みがあった方が良いのかもしれません。
[翻訳・解説:Yvonne Chang]
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