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» 2011年06月17日 12時00分 UPDATE

ディルバート(223):効率を追求し過ぎるとクビになる

[スコット・アダムス,@IT]
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空いてる時間を使って、わが社の製品向けに素晴らしい新機能を開発しました


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うわぁぁぁ! ドアを閉めろ!

何?


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バカもん! おまえに空いてる時間があることをワシのボスが知ったら、余剰人員がいると思われるだろうが!


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その素晴らしい新機能のことは二度と口にするな


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分からないな。「ベストの評価をもらうためには、自分に与えられた以上の仕事をやれ」って言ったじゃないですか


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それはおまえを正当に昇給させないためにテキトーに言っただけだ


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じゃあ……何をしようがボクの負けなんですか?


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あえて言うなら、われわれのクライアントよりは、おまえはよくやってるよ


  


 ボスは慰めのつもりで言ったのかもしれませんが、これではまったく励みになりませんよね。せっかく高い評価を目指して頑張ったのに……。

 8コマ目の“for what it’s worth”は、あまり一般的ではない意見や、余談などを話す際、「こんなこと言っても意味がないかもしれないが」「あくまでも私見だけど」という意味で、半ば遠慮や謙遜のニュアンスを込めて使う表現です。例えば“For what it’s worth, I’m sorry”=「謝って済むことじゃないけれど、お詫びします」、“For what it’s worth, you’re performance was great”=「ボクの意見なんて参考にならないかもしれないけど、君の演奏は素晴らしかったよ」といったように使います。

 5コマ目の“go above and beyond”は、正確には“go above and beyond the call of duty”と表現し、「義務として求められている以上の働きをする」という意味です。人事考課などの場で、上司がよく口にする注文ですよね。

 でも、「空いてる時間があると余剰人員がいるとみなされる」っていうボスのセリフにも、かなりリアリティがあります。確かに営利組織では、ただがむしゃらに頑張ればいいというわけでもないんですよね……効率化って難しいですね。

[翻訳・解説:Yvonne Chang]


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