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いつもボスに振り回されてばかりいる腹いせでしょうか。今回はディルバートの圧勝ですね。 まぁ、テッドはとんだとばっちりですが。
5コマ目の“Let’s see”は、日常会話でよく使う表現で、「〜でしょう」とか「〜を見てみましょう」といった意味になります。例えば“Let’s see if she’s coming”=「彼女が来るかどうか(出欠表などを)見てみましょう」というように使います。
一方、“let’s see”を単独で使ったり、次の言葉まで間を置いたりすると、「さて」「どれどれ?」「えーと」といった意味になります。今回のように、何か を思い出そうとする時や、答えがすぐに出ない時などに使うわけです。例えば“What time do you want to meet tomorrow?”=「明日、何時に会おうか?」と聞かれて、 “Let’s see……how about 2 p.m.?”=「そうだね、午後2時はどう?」といった具合ですね。
それにしても、実はボスの見解の方が正しく、弁護士が何かを間違えている可能性だってあるわけですよね。なのに、「無知な上に脂っこいものばかり食べてそう」などと勝手に推測して、人をチーズバーガー呼ばわりした挙句、真面目に取り合わないとは……。見た目とプロフィールだけで人を判断するのは良くないですよ、ディルバート。
[翻訳・解説:Yvonne Chang]
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