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1コマ目の“writer’s block”とは「作家が文章を書けなくなること」を意味します。しかしボスの場合、はなから作家のように書く能力など持ち合わせていないんですから、ボスが使うにはかなりおこがましい表現だと思うんですけど……。まぁ、いつも偉そうにしているボスらしいとも思いますが。
2コマ目のディルバートのセリフにも、ボスに目標を作ってもらうことなんて期待していないことがよく表れています。ここで使われている“Just do it”という言い回しは、「いいから〜しなさい」「とにかくやりなさい」という意味です。理由も言わずに命令する点で、少し投げやりなニュアンスがありますよね。“Why must I do my homework now? Just do it!”=「どうして今、宿題しなきゃいけないの?」「いいから、やりなさい!」といった具合に、親子の会話などでよく使われます。
また、この“just”という単語、微妙なニュアンスを表すのに便利な言葉でもあります。例えば“What is it?”だけなら「何?」ですが、“Just what is it?”と言うと、「いったい何?」となり、強調のニュアンスが加わります。その他にも、“It’s just a harmless kitten”なら「“ただの”子猫」、“I just managed to finish the first assignment”は、「“かろうじて”1つ目の依頼事を終了した」となります。それぞれ意味は違いますが、メッセージを強調している点は同じですよね。
[翻訳・解説:Yvonne Chang]
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