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親切で丁寧なサポートセンターも多くあるかと思いますが、困り果てて問い合わせをしたにもかかわらず、たらい回しにされた揚げ句、解決にならない返事をされることもあります。まったく腹立たしいものですが、その点ドッグバートのように、最初から「嫌がらせ」と言ってしまうのは、ある意味、誠実ということになるのでしょうか……?
「たらい回し」されることを、英語では“pass around”とか“bounce you all over”と表現します。例えば“It was a simple question but they bounced me all over the company”=「簡単な質問なのに、あちこちたらい回しにされた」といった具合です。また、サポートセンターでは延々と保留にされ続けることもよくあるものですよね。そんなときは“The put me on hold forever and never came back to answer the question”=「いつまでも保留にされて結局、回答はなかった」と言ったりします。
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1コマ目の“abuse”は状況に応じてさまざまな使い方をする単語で、権力などの「悪用」や「不正使用」を意味する場合もあれば、「虐待」や「毒舌」「嫌がらせ」といった意味もあります。例えば“abuse of police authority”は「警察の職権濫用」、“drug abuse”は「薬物乱用」、“child abuse”は「幼児虐待」といった具合です。
毒舌や嫌がらせについては、“The soldier abused his captive with harsh words”=「あの兵隊は捕虜に侮辱の言葉を投げかけた」といったように使います。また、特に悪意のある行為ではなく、単に何かを「酷使」したときにも“abuse”を使います。 例えば“That ball was abused by the boys”= 「あのボールは男の子たちにボロボロにされた」といった具合です。
[翻訳・解説:Yvonne Chang]
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