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います、います、間が悪い人。悪意があるわけではないのでしょうが、時々「わざと邪魔してるのか?」と疑いたくなる時がありますよね。さすがにディルバートのように6回連続アウトという人はなかなかいませんが……。
日本語で言う「タイミング」や「間」を意味する“timing”は、表現によって“timed”とか“timely”などと使い分けます。例えば「間が悪い」は“bad timing”や“ill-timed”と表現します。“That’s an ill-timed joke”=「それは間が悪い冗談だ」、“He made an ill-timed entrance”=「彼は間が悪い時に入ってきた」といった具合です。
“ill-timed”の反対は“well-timed”と言います。例えば“He is good at making well-timed comments”=「彼はタイミング良く意見するのが上手だ」というように使います。それ以外にも“make a timely exit”=「タイミングを計って退出する」や、“the timing could not have been worse”=「この上なく最悪なタイミングだ」、“in the nick of time”=「ギリギリのタイミングで」などさまざまな表現があります。
また、“window of opportunity”=「タイミングの良い機会」、“unseasonable advice”=「タイミングの悪いアドバイス」、“in good season” =「十分に時間の余裕をみたタイミング」といったように、“time”という単語を使わずに、いろいろなタイミングを表す表現もあります。
[翻訳・解説:Yvonne Chang]
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