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» 2013年04月25日 08時00分 UPDATE

ディルバート(307):コードを殺す? コードに殺される?

エンジニアたちのユニークな伝統儀式、“コードモッキング”。非効率なソースコードに手を加えようとした瞬間……!

[スコット・アダムス,ITmedia]

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コードモッキングに来ないのかい?

なんですか、それ?


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コードモッキングとは、エンジニアリングの伝統。ソフトウェア開発プロジェクトが新しいエンジニアに手渡される際に行われるものだ


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新しいエンジニアは前のエンジニアの仕事を公にモック、つまりあざけることが求められる


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我々聴衆は古いソースコードを殺すか、残すかを決める


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ハハッ! あいつのソースコードはおかしなくらい効率が悪いぜ


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痛っ! 胸に痛みが

殺せ! 殺せ!


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ガァァ! このソースコードは俺のエンジニアリングの感性を傷つける! 死んでしまいそうだ!


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言い忘れたけど、たまにはソースコードが勝つんだよ


  


 他人の仕事を引き継ぐのはいつの時にも大変ですが、コソコソと前任者を非難するよりかは、このように儀礼化してしまった方が、わだかまりがなくなるかも!?

 “To mock”とは、模造したものや偽物のことを指すのですが、それが転じて真似をしてからかったり、あざ笑ったりという意味になります。実物大の模型を作ることを“mock up”といい、日本でも例えば商品のプロトタイプ模型のことを「モック」と呼んだりします。

 北米大陸に生息する、他の鳥の鳴き声を真似するmocking birdという鳥がいます。“To Kill a Mocking Bird”(邦題「アラバマ物語」)という有名な映画をご存じでしょうか。黒人差別が根強いアメリカ南部で白人女性を殺害したとして裁判にかけられた黒人男性を正義感の強い白人弁護士が弁護するというお話です。「自分の声を持たない」(mocking bird)のような被告を殺そうとするストーリーからこの原題が付けられたそうです。

[翻訳・解説:Yvonne Chang]


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