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» 2010年07月23日 12時00分 UPDATE

ディルバート(180):情報システム部員には“ハグ”が必要だ

[スコット・アダムス,@IT]
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パソコンのこと、教えてほしいんだけど


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ワナだ!


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ボクが君のパソコンに触れば、今後起こるどんなトラブルもボクがやったことのせいにされるんだ


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ボクがパソコンを壊したって、君はみんなに触れ回る


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その日を境に、ボクは君が起こしたパソコンのトラブルを、すべて解決する義務を負わされるんだ


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新しいフォントの選び方とかを90回も君に教えている間に、ボクの仕事はどんどんなおざりになる


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でも、それを拒めば、君はボクのことを「協調性がない」ってボスに言いつけるんだ


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ハグしてあげようか?

ボクを殺せるくらいキツく抱き締められるならね


  


 ディルバートの被害妄想も相当なものですね。しかし、パソコンにちょっとしたトラブルが起こるたびに、恐縮しつつも情報システム部に駆け込んでしまう筆者としては、ちょっと耳が痛い話でもあります。

 “Do you need a hug?”は「抱き締めてほしい?」という意味ですが、これは決して変な意味ではなく、「あなたを心配していますよ」といった“慰め”や“共感”を伝えるニュアンスで使います。最近は日本でも“hug”という言葉が浸透しているようですが、若者がヘンに照れることなくこの言葉を使っているところを見ると、そうしたニュアンスは何となく理解されているんでしょうね。とはいえ、さほど親しくない異性に向かって使うと、やはり誤解されますのでご注意を。あくまで親しい間柄の人に対してのみ使った方が無難です。

 一方、自分から“hug”を求める表現もあります。例えば、“God, I need a hug”は「誰か俺に同情してくれよ」といった意味になります。この表現は、仕事のことなどについて、友人に愚痴をこぼすようなシーンでよく使いますね。

 でも今回のディルバートは、“God, I need a hug”なんて愚痴をこぼす程度じゃ済まないほど追い込まれてますね。“Do you need a hug?”に対して、「ボクを殺せるくらいキツく抱き締められるなら」なんて……。ユーザー部門の方々、情報システム部の人たちが気持ちよく働けるよう、彼らの仕事や気持ちに配慮して、あまり頼り過ぎるのはやめましょう。

[翻訳・解説:Yvonne Chang]


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