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» 2010年09月10日 12時00分 UPDATE

ディルバート(187):“全員参加”を実現する究極の会議体

[スコット・アダムス,@IT]
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選択肢については、小さいグループに分かれて議論しようか


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なんで? 小さいグループに分かれると、われわれがもっと利口になるとでも?


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そうすれば全員、発言の機会が増えるじゃないか


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あなたの理屈で言うと、もっとも理想的なグループの大きさは1人ということになりますね。それぞれが独り言を言っていればいいんだから


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いいや、違うね。他人が与えてくれる知識と視点も必要なんだ


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それなら小さいグループじゃなくて、大きいグループの方が良いってことになるじゃないですか


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ああ、そうかい! じゃあ、とっととお前が良いと思うグループの大きさに分かれろ


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ディルバート、君のスタイル好きだよ

認めてくれてありがとう


  


 まったく、ボスも相当な意地っ張りですね。ディルバートも本当に1人で会議する必要なんてないのに……。

 日本語における「独り言」は、英語では複数の表現があります。“talk to oneself”、直訳すると「自分に向かって話す」、“murmur to oneself”=「自分に向かってつぶやく」などですね。これらをニュアンスに応じて使い分けているようです。「声に出して考える」という意味の“think out loud”という言い回しを使って、“He’s always thinking out loud”=「彼はいつも独り言を言っている」と表現することもありますね。

 “Fine”は「素晴らしい」「上等な」「結構な」といった意味で肯定的に使うのが一般的ですが、 今回のボスのように、わざと否定的なニュアンスで使う場合もあります。例えば、部下が反論ばかりしてくるときに、“Fine then! Do it your way!”=「分かったよ。それなら自分の好きなやり方でやれ!」と言ったりします。日本語でも状況に応じて、「いいよいいよ、分かったよ」とか「あ〜はいはい」などと言う場合がありますから、この辺りのニュアンスは分かりやすいのではないでしょうか。

 なお、“Fine”がどんな意味で使われているのかは会話の流れで判断しますが、実際の会話では、 相手のイラついた表情や声のトーンだけで十分過ぎるほど理解できることでしょう。できれば、そんな会話はしたくないところですが……。

[翻訳・解説:Yvonne Chang]


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