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» 2010年09月24日 12時00分 公開

ディルバート(189):敏腕セールスマンも美女には負ける

[スコット・アダムス,@IT]

商品についてご説明させていただきたいのですが、ご一緒にお昼でもいかがですか?

いや、結構


新しい人に会うのは嫌いなんだ


会う人、会う人、ボクの自由を少しずつむしばんでいく


君とお昼を食べたら、君からのしつこい電話に何らかの形で報いなきゃいけないっていう義務感が生じてしまう


お昼休みは1日の中でも唯一、ボクらを食い物にする連中から逃れられる時間なんだ


悪気はないから


ねぇ、ランチしない? 新しい商品ラインについて相談したいの

もちろん!


カール、君にはこの仕事向いてないよ


  


 ディルバート、せめて電話を切ってから美女からの誘いに乗ってくださいよ。まぁ、せっかくのお昼休みをむさくるしい男同士で過ごしたくない気持ちはよく分かりますが……。

 “nothing personal”は、人や物事を批判した際に、「個人的な考えではなく、あくまで一般論として言っているんですよ」という意味合いを込めて使われる表現で、「悪気はないよ」「悪く思わないでください」と訳します。同様の意味を持つ“no offense”という表現もありますね。これらに対して「気にしてないよ」と言う場合は、“no offense taken”あるいは“none taken”と返事をします。

 “leech”は人の血液を吸い取る「ヒル」のことです。そこから転じて、人にお金をたかるなど、「他人を食い物にする連中」を指す言葉として使われています。似たような意味を持つ言葉として“parasite”=「寄生虫」がありますね。日本でもいっとき「パラサイトシングル」という言葉がはやりましたから、そのネガティブなニュアンスは理解しやすいと思います。

 それにしても人を「ヒル」呼ばわりしておいて、“nothing personal”も何もあったもんじゃないですよね。おまけに「この仕事向いてないよ」だなんて ……カールにとっては余計なお世話ですよ、ディルバート。

[翻訳・解説:Yvonne Chang]


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