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仕事をサボるために相手をうまく煙に巻いてしまう“ウォーリー・マジック”、相変わらず好調ですね。それにしても、ここまで言われて、何も言い返さずにすごすごと撤退してしまうなんて、ボスもウォーリーだけはやっぱり苦手なんでしょうか。
5コマ目の“in fact”は、会話でも文章でもよく使われる表現ですが、会話の流れや文脈によって意味が変わってきます。ここでは「実は」という意味で使われていますが、「要するに」「つまり」など、“内容を補強する”意味合いで使う場合もあります。このほか、相手の発言をより正しい方向に訂正する際に使う「いや、むしろ」といった意味も持っています。
“welling up”は「わき出る」「噴出する」という意味です。例えば「涙がこみ上げる」は“tears were welling up”、「喜びがわき上がる」は“feeling of joy welling up”と表現します。“well”=「井戸/源泉」に由来する言い回しですが、まさに井戸から水がわき出るようなニュアンスを伝えたいときによく使われます。最後のコマのボスなども、まさに“anger was welling up”=「怒りがこみ上げる」といった表情ですよね。ウォーリーが持つ、サボりのための“インスピレーションの泉”も、まだまだ枯れそうにはありませんな。
[翻訳・解説:Yvonne Chang]
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