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» 2010年11月19日 12時00分 UPDATE

ディルバート(197):同僚を利用できる奴がナンバーワンになれる

[スコット・アダムス,@IT]
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うちのトップ営業マンが、おまえに営業同行してほしいってよ


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良い営業マンになる秘けつは何?


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顧客が求めている情報を渡すんですよ


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不快な奴として、うっとうしがられないようにね


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例えば、お客さんは多分ボクの顔より、あなたの顔に先にムカついてきます


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なので、私が商談している間に、この袋を頭からかぶってください。その間に商談を成立させますから


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賭けは俺が勝ったようだな

いや、しばしお待ちを……


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ひえ〜、どうして分かったんだ?

これが営業というものですよ。さぁ、約束の発注書をお願いします


  


 「次の商談の際、俺を不快にさせたらこの話はなし、させなかったら契約する」という賭けをしていたんでしょうね。そこで、このトップ営業マンは、確実に人をムカつかせる素養を持つ人間としてディルバートを選び、連れて行ったのでしょう。

 そして、いったん客をムカつかせておいて、その様子を見届けたうえで袋をかぶらせることで、「あなたの嗜好や心情はよく分かっていますよ」ということをアピールしたかったのでしょうね。さすがトップ営業マン、お客さんの心をつかむことに長けてますね、って褒めるべきなんでしょうかこれは……。

 「賭け」は“a bet”や“a wager”、「賭け事」は“gamble”または“gambling”と表現しますが、これらはすべて「賭ける」という意味の動詞としても使えることが1つの特徴です。このうち“bet”は、自分の考えを確信しているときなど、何かを断言する際によく使われます。例えば“I bet the Red Socks will win this year”=「今年は絶対レッドソックスが勝つよ」、“I bet you’ll never understand how I feel”=「私の気持ちなんか絶対理解できないでしょう」といった具合ですね。

 また、“You bet!”と言うと「もちろん!」という慣用句にもなります。例えば“Do you want to join us for drinks?”=「一緒に飲みに行く?」という問い掛けに対して、“You bet!”というように使います。それにしても、今回もディルバートはひどい扱われようですが、顔を見せて契約を破棄されるよりははるかにマシですかね。

[翻訳・解説:Yvonne Chang]


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