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» 2010年11月26日 12時00分 UPDATE

ディルバート(198):スキルアップは退職覚悟で

[スコット・アダムス,@IT]
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スキルアップのために、この講義に出席したいんです。経費を認めてもらえませんか?


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選択肢の分析は?

はぁ?


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費用を求める際には、ほかの選択肢も提示すべきじゃないか


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まぁ確かに。理にかなってますね。


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では第2の選択肢です。ボクが仕事をどんどんこなせなくなっていっても、そのまま放置する


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第3の選択肢は、ボクより若くてお金が掛からず、すでに技術も持っている子とボクを入れ替える


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選択肢ってさ、「相手が選択肢を持っていない」ってときだけ、ありがたいものなんだね


  


 ディルバート、まんまと墓穴を掘らされちゃいましたね。この分じゃ講義は自腹かな? まぁ若くてスキルもある子に入れ替えられちゃうよりはマシですが……。

 「墓穴を掘る」という言葉は、英語でもまったく同じ表現になり、“dig one’s own grave”=「自分の墓を掘る」と言います。そういう意味では「棺桶に片足を突っ込む」も、“have one foot in the grave”となり、直訳しても日本語とほとんど同じ言い回しになります。ここまで似ていると、日本語と英語のどちらかがオリジナルで、片方が翻訳して使い始めた表現なんじゃないかという気もするのですが、日本と英語圏の国々で、実際に違和感なく使われているところをみると、人間の基本的な物事の見方、感じ方はやはり万国共通なのかもしれませんね。

 そう言えば「人を呪うときには、呪われる覚悟もしておかければならない」という意味の「人を呪わば穴二つ」ということわざがありますが、この穴も「墓穴」ですね。ボスはディルバートをうまく術中にはめたつもりなのかもしれませんが、いずれこの報いは何らかの形でボスに返ってくるのでしょうね。またウォーリーにからかわれているボスの姿が目に浮かぶようです。

[翻訳・解説:Yvonne Chang]


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