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» 2011年02月25日 12時00分 公開

ディルバート(209):ボスの命令を無視すれば、うまくいく

[スコット・アダムス,@IT]

バイスプレジデントが会議室を使ってるな


みんなで空いている部屋を探して、見つかったらワシの携帯に電話してくれ


ワシは、こっちが早く終わるかもしれないからここに残る


みんな、どこ探す?


ボクは席に戻って昼寝するよ。その間に問題が勝手に解決するのを待つ


良い案だ。ボクもいくつか仕事をやっちゃおう


(雑用を済ませるのに絶好の時間ね)


(“楽観”って“失意”にすごく似てるな)


  


 たった一人、廊下で来るはずのない電話を待つボス……今回は少しかわいそうな気もしますが、独立心旺盛な部下たちによって、必要な業務は粛々と遂行されているようです。どうぞ安心してたそがれててくださいな。

 2コマ目、“call my cell”の“cell”とは“cellular phone”=「携帯電話」の略です。ちなみに“cellular phone”という言葉は、「地域を小さな“cell”=ます目に分割して周波数を割り当て、中継局を介して通信を行う」という携帯電話の通信方法が語源となっています。

 なお、携帯電話のことは“mobile phone”=「移動電話」とも言いますが、この言い方はもっぱら英国で使われており、米国では“cell phone”という言い方が主流のようですね。

 それにしても、今回もウォーリーは冴えてますね。空いている部屋を探し回って、やっと見つけて戻ってきたら、最初に使うはずだった部屋でもう会議が始まっていた、なんてことは確かにありがちです。その点、部屋を探すなんてことは自然の流れに任せ、時間と労力を有効に使おうとするウォーリーの考え方は実にスマートです。これに自然に同調してしまったディルバートやアリスも印象的ですね。実はウォーリー、ボス以上にボスに向いているのかもしれません。

[翻訳・解説:Yvonne Chang]


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