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グレーじゃなくて完璧に黒ですよ、ディルバート。二人でごまかそうっていう確信犯なんですから。まぁ、普段から人の言うことを聞かないルースを説得するのも空しい作業ですし、まさしく時間の無駄ですから、ディルバートの気持ちも分からないでもないですがね。
“absolutely”は「全く」「完全に」という意味で、“I absolutely agree with you”= 「全くあなたの言う通りだ」というように使います。また、誰かに頼まれ事を持ち掛けられたときに一言、“Absolutely!”=「もちろん!」という意味で使うこともあります。もっとも1コマ目のディルバートの場合、「ルースには何を言っても無駄だ」と思っているだけに、ここでの“Absolutely”には若干、皮肉のニュアンスも含まれているわけですが、通常は好意的に使う言葉です。
一方、5コマ目の“pin the blame”は「責任を負わせる」という意味です。“pin”=「固定する」「押さえ込む」という意味を持つことから、“pin a murder rap on”=「殺人容疑を掛ける」といったように、罪や責任を「なすり付ける」「負わせる」という使い方をします。
ただ、相手に“pin”する――すなわち、押し付けるものは、容疑や罪など決して悪いものばかりではなく、“pin hopes on”=「期待を掛ける」というように使うこともあります。例えば“pin all hopes on the rescue team”は「救助隊に全ての期待を掛ける」という意味です。でもディルバートがボスから“pin”されるのは、いつも面倒で厄介なものばかりですね。
[翻訳・解説:Yvonne Chang]
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