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» 2011年07月15日 12時00分 UPDATE

ディルバート(227):職場では、毒のない人間を探す方が難しい

[スコット・アダムス,@IT]
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すでに君たちは「職場で役立たずでいる」という技能を習得した


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次のレベルに進む時だ


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今日は、毒々しくあるための方法を教える


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毒のあるやつが語る内容は2種類ある


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一つ、他人同士を確実に喧嘩に追いやる話題に触れる


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二つ、機会あるごとに個人的な問題について愚痴る


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宿題として、明日、職場で練習すること


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君が「アリスの提案はダサい」って言ってたこと、彼女に伝えておいたよ


  


 ウォーリーの場合は、わざわざ練習なんかしなくても、すでに師範レベルだと思いますけどね。それにディルバートやアリスもそれぞれ独特の毒を持っていますから、練習が必要なのは、8コマ目で久々に登場したアシュックぐらいなんじゃないでしょうか。もしかしたら皆さんの職場でも、毒がない人を探す方が難しかったりして……。

 8コマ目の“lame”とは、もともと「脚が不自由で歩行が困難なこと」を指しますが、差別的な表現ですので、人の身体的な状態を言う時に使うことはまずありません。しかし“a lame excuse”=「下手な言い訳」、“a lame idea”=「つまらない考え」など、慣用句としては頻繁に使われています。

 中でも“lame duck”は、政治ニュースなどの時事英語でよく聞く言葉ですよね。いわゆる「死に体」のことで、政治の世界なら「任期はまだ残っているが、引退をすでに宣言している議員や首相、大統領」などを指して使われます。他にも「株で大損をした人」とか、「経営状態の悪化した会社」を指す時にも使います。

 また米国には、「選挙への当選後、就任までの期間を短くすることで、再選されなかった議員が次の当選者に交代するまでの期間を短縮する」という「憲法修正第20条」という条項があります。これなどは、まさに「死に体」の議員、すなわち“lame duck”を生まないようにしたものだということから、この修正条項も“Lame Duck Amendment”と呼ばれています。

[翻訳・解説:Yvonne Chang]


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