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» 2011年10月28日 12時00分 公開

ディルバート(241):無理難題を押し付けることほど、簡単なことはない

[スコット・アダムス,@IT]

次の製品はクリエイティブなアイディアが必要だな


でも、おまえからはいらん。おまえのアイディアは最低だ


それから、すでにやられていることは提案するなよ。自分の無知を公にさらすだけだからな


金が掛かったり、リスクが増えたりするアイディアも聞きたくないぞ


いつものように、おまえらを軽蔑のまなざしで見つめながら、各アイディアをゆっくりと繰り返し吟味する


良いアイディアがあったら、いまやっている仕事に加えてプロジェクトを担当させてやる


さぁ、誰が最初に出す?


どうしてワシは、アイディアのかけらもない奴らばかり雇ったんだろう?

運が悪かったんじゃない?


  


 こんなこと言われたら、よほどの天才でもなければ良いアイデアなんて出せないですよねぇ。まずは自分から素晴らしいアイデアを出してみたらいかがですか、ボス。

 今回のような「無理難題」を求められること、皆さんもよくあるかと思いますが、こういうときは“You can’t have your cake and eat it”という慣用句で返すといいかもしれませんね。直訳すると「ケーキを持っておいて、かつ食べることはできない」、つまり「2つのことを同時にはできない」という意味です。

 例えば、“We need to develop more products to attract clients, and at the same time cut costs by 20 percent”=「顧客を引きつけるために、もっと商品を開発しながらも、コストを20%削減しなければいけない」なんて言われたときに、“You can’t have your cake and eat it”=「そんなおいしい話ありませんよ」といった具合に返すわけです。

 ちなみに「無理難題」は“tall order”と言います。“Completing the assignment by the deadline was a tall order but we made it”=「締め切りまでに宿題を完成させるのは大変難しかったが、なんとか間に合った」というように使います。それにしても組織人にとって、今回紹介した言葉はどちらも使う機会が多い部類に入るかもしれません。サラリーマンって切ないものですよね。

[翻訳・解説:Yvonne Chang]


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