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インターネットが当たり前のものになり、TwitterやFacebookなどソーシャルメディアも浸透している今、特定の個人に関する情報も簡単に調べることができます。でも、さすがに尿検査の結果までは、情報漏えいでもしていない限り調べられないと思うのですが。しかし現実の世界でも、就職希望者が来る前にその人の名前をググっている面接官の方は多いかもしれませんね。
「情報漏えい」は“information leak/leakage”と言いますが、「情報が不正にアクセスされた」「改ざんされた」と言う際は“compromised”とか“tampered”という動詞をよく使います。例えば、“These files seem to have been compromised”=「これらのファイルは改ざんされたかもしれない」、“He may have tampered with evidence”=「彼は証拠を改ざんしたかもしれない」といった具合です。いずれも推理小説などによく出てくる表現です。
関連する言葉として「機密情報」という言葉もよく使いますが、これは「分類」を意味する“classify”を使って“classified information”と言います。これは、政府などの公的機関が機密情報の管理に当たり、「その重要度に応じてアクセス権限を分けていた」ことから、このように表現するようです。あなたの機密情報はきちんと守られていますか?
[翻訳・解説:Yvonne Chang]
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