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ウォーリー殺すに刃物はいらぬ。役に立たせりゃそれでいい、といったところでしょうか。それにしても「内から滅ぼす」だなんて、ひどい言われようですが、これまでのウォーリーの行動を見ていれば思わず納得してしまいますよね。
5コマ目の“take the liberty of”という表現は「勝手ながら〜」という意味ですが、単に勝手に何かをやるということを伝えるだけではなく、「失礼を顧みず」「おこがましくも」といったように、丁寧さや謙虚さが加わる表現になります。でも、ボスがウォーリーに気を遣うわけはありませんから、この丁寧な言い回しによって、いんぎん無礼な感じがよく出ていると思います。
7コマ目の“You make me proud”は、直訳すると「あなたは私を誇らせる」ですが、相手が何かに成功した時などに、「その成功を誇らしく思う」といった意味で使う表現です。相手を励ましたりするときにもよく使いますね。とはいえ、これまたボスがちっとも励ましていないことは、皆さんにもよくご理解いただけたと思いますが……。
[翻訳・解説:Yvonne Chang]
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