自分の欠点は、他人の評価眼がおかしいせいディルバート(286)

» 2012年09月28日 12時00分 公開
[スコット・アダムス,@IT]

ブライアンによると、おまえは協力的ではないらしいな


ぐわ〜! あなたは非協力者の汚名を着せられちゃいましたね


この汚名を取り除くことは不可能です


見て勉強するんだな


ブライアンは……問題があるんですよ


問題? どんな問題? 精神的なもの? 感情的なものか? それとも薬物依存?


言い過ぎた。俺が言うべきでない


アイツは怪物だ!

簡単に見えますけど


  

 なるほど。問題は自分になく相手にあるとすれば、とりあえず危機は回避できるというわけですね。まぁ毎度のことですが、ウォーリーはお茶を濁すことにかけては天才的ですね。

 3コマ目の“Stigma”とは「汚名」「不名誉の印」のことですが、もともとは「烙印」や「とがったもので刺された傷跡」を意味していました。一般的な会話では“the stigma of failure”=「失敗の汚名」とか、“The man’s crime stigmatized the whole family”=「男の犯罪が家族全員に汚名を着せた」という使い方をしますが、それ以外にも「皮膚などに現れる病気の兆候」などのことも“stigma”と言います。

 6コマ目にある“substance abuse”は“drug abuse”と 同様、「薬物乱用」のことですが、“substance”だけの場合、「物質」や「実質」を意味し、この単語のみで「薬物」(麻薬)を指して使うことは医療現場以外ではあまりないようです。

[翻訳・解説:Yvonne Chang]


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