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» 2013年02月08日 18時00分 公開

ディルバート(299):後悔先に立たず

感動的な苦労話と立派なビジョンに塗り固められた自伝を期待した社長でしたが……。今さら前金払いに文句つけても後の祭りですよ。

[ITmedia]

社長の自伝、書き終わりましたよ


「ボクは冗談みたいに運が良かった。おわり」


ワシの苦労話も書いてくれると思ったんだが


あなたは自分の庭師以上に働いたことないでしょう。しかも彼はトラックの中で生活しているのです


ワシのビジョンと直感については?


初稿ではあなたの妄想と呪術思考について、まるまる一章分費やしましたが


その部分はこのタイトルでカバーすることにしました。「ボクは妄想する反社会的人間。君にもなれる」


執筆料を先払いにして後悔しとるぞ


  


 文句があるならゴーストライターを雇わずに自分で書けばいいんですよ、社長!

 “Pay in advance”は「先払い」のこと。それに対して「後払い」は“make a deferred payment”。正確には「延払い」のことですが、「後払い」という意味としても使えます。ただ、若干かしこまった言葉なので、普通の会話の中では“pay later(Let me pay you later:後払いでよろしく)”と言ったほうが自然でしょう。

 ところで、pay in advanceにちょっと似たような言葉で“to pay it forward”という表現はご存知でしょうか? この表現は、何か良いことを人にしてもらったら、その人に恩を返す(pay back)のではなく、別の人に良い事をして親切の連鎖を発生させることを指します。この表現を使った例は1950年前後からあるそうですが、2000年に公開された同名の映画で一躍話題になりました。主人公の男の子が学校で、どうすれば世の中を変えられるか考えるという宿題に、1つ良いことを他人にしてもらったら、3人の別の人に良いことをするという活動を始める話です。社長さんにも見習ってほしいものですな。

[翻訳・解説:Yvonne Chang]


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