今年のボーナスは無しだ!ディルバート(316)

顔も見たことのないマーケティング担当者が大失態。よってエンジニアのボーナスは無しって、少々理不尽な気もしますが……。

» 2013年07月04日 09時30分 公開
[スコット・アダムス,ITmedia]

今年の君たちのボーナスはいつもの方式で計算される


50%はただの運


残りの50%は君たちが出会ったこともない人々の成果に基づいている


今年は運が良かったようだ。我々の業界は大きな一般消費者の需要を経験している


しかし、あいにく君たちの出会ったことのない人々がマーケティングの仕事をウマくやらなかったため、売り上げは最悪


よって君たちエンジニアは罰せられなければならない。ボーナスは無しだ


幸運なことに、私のボーナスは、君たちのようなアホをどれだけボーナス無しで一生懸命働かせられるかで決まる


自慢はしたくないが、ウマく行っているような気がする


  


 う〜ん、ディルバートたちの表情を見る限り、ボスも今年はボーナス無しなのでは?

 自慢することは“brag”や“boast”を使い、自慢する人のことを“braggart”といいます。ただ、どちらも良いニュアンスでは使われません。それに対して“take pride in”という表現は、同じく自慢することでも肯定的な意味合いがあります。例えば、“He takes pride in his work”(彼は自分の仕事に自信がある)などです。また「自分を褒めたい」というときには、“pat myself on the back”(自分の背中を(よくやったと褒めて)たたく)という表現を使います。

 あまり遭遇することのない単語に“rodomontade”があります。要するに、自慢をすることですが、語源はイタリアのRodomonteというアルジェの王様の物語です。その物語が彼の傲慢な態度によって引き起こされた一連の出来事に関するものということから、rodomontadeを「自慢すること」という意味で使うようになりました。

[翻訳・解説:Yvonne Chang]


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