1つのタイポが悲劇を引き起こす!?ディルバート(335)

明日のプレゼンを前に、ガチガチに緊張するディルバート。そこに追い打ちをかけるように……。

» 2013年11月28日 11時00分 公開
[スコット・アダムス,ITmedia]

明日のプレゼンのことを考えるとパニックになるんだ


落ち着いて。最悪を想定してごらん


自分のキャリアが吹っ飛ぶような赤っ恥をかく、とか


ふむ。それは思い付かなかったな


あまりの酷さに次の仕事先への推薦ももらえないかも


そうすると、精神を病んでしまい、そのまま薬物依存、病院にも行けずに孤独死を迎える


それも、スライドの誤字1つで起こる可能性があるからな


「慰める」のも、俺の苦手なことの1つのようだ


  


 あ〜あ、ディルバートがもっと緊張しちゃったじゃないですか。まぁ、今までウォーリーが言ったことや取った行動で慰められた人はまずいないでしょうが。

 Typoとは、typographical errorの略で、タイプミス、誤字のこと。Typographyとは活版印刷のことなので、本来typographical errorは「誤植」や「印刷ミス」のことを指しましたが、英語圏では昔からタイプライターが一般に普及していたこともあり、印刷物ではない原稿の間違いでもtypoと言います。しかし、あくまでも打ち間違いや機械の不具合による間違いのことを指しますので、知識がないために生じた「綴り間違い」はspelling errorと言います。

 米国人がblackberryをテキストを打っているのを見て、よくあの太い指で間違いなく打てるなと感心したものですが、タッチスクリーン式の場合、指の太さのせいでミスタッチすることをfat-fingeredとかfat-finger syndromeと言うそうです。また、最近では有名Webサイトに似たドメイン名を取得して、タイプミスのために誤ってサイトを訪れるのを待ち構えることをtyposquattingと言います。

[翻訳・解説:Yvonne Chang]


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