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きっとウォーリーも心の中ではディルバートと同じことを思っているんでしょうけど、ここまであからさまに言っちゃうと、さすがに角が立っちゃいますよね。でも、後で責任を問われないよう、あえて決断を下さない上司って現実にも結構いそうですね。
3コマ目の“Nice try”は「惜しい!」という意味ですが、本来的には「何かに挑戦して失敗した相手の健闘をたたえるような時に使います。しかし今回のように、「努力は認めるけど、だまされませんよ」といった否定的なニュアンスを込めて使うこともよくあります。例えば、一度デートを断ったのに、何か別の理由を作って再び誘ってきた相手に、“Nice try!”と言うと、「努力は認めるけど、やっぱりダメよ」という意味になります。
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今回、ボスに決断を下させようとしたディルバートは、本来的な意味での“Nice try!”ですね。しかし、努力は認めるけどやり方がまず過ぎましたね。ウォーリーのようにもう少しひねった方法を考えないと。われわれも上司に要求を聞き入れてほしい時には、直情的にならないよう気をつけたいものです。
[翻訳・解説:Yvonne Chang]
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