● ● ●
使い慣れない言葉を連呼するボス。さしずめドッグバートあたりに入れ知恵されたのでしょう。しかし、ドッグバートのアドバイス程度ではボスにディルバートたちの心を動かすことはできそうにないですね。
6コマ目の“Pedantic”とは、知識、特に教科書的な学問をひけらかす様や、細かいことにうるさく言うことを指します。日常会話で細かいことにうるさいとか重箱の隅をつつくようなものいいを“hair-splitting”とか“nitpicking”とも言います。例えば、“This hair-splitting over who should be seated where at the reception is meaningless”(パーティの席順で細かいことをガタガタ言うのは無意味だ)などのように使います。
“Semantics”は言語学の「意味論」や「記号論」のことですが、日常会話で出てくるときは「もの言い」とか「言葉じり」という意味合いで使います。例えば、杓子定規に物事をとらえて融通の聞かない人に対して“Don’t get caught up in semantics”(言葉じりにとらわれるな)と使ったりします。
[翻訳・解説:Yvonne Chang]
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.