守れぬ黄金ルールディルバート(296)

ボスが新しい社内ルールを打ち立てるも、すぐさまやり込めるディルバートたち。この掛け合いも見慣れたものです……。

» 2013年01月11日 15時00分 公開
[スコット・アダムス,@IT]

この黄金のルールを守れば、ここも素晴らしい職場になる


いいか、自分が扱われたいように他人を扱え


くだらない


くだらなくないぞ!

では、あなたのルールを試してみましょう


誰かがあなたに100ドルくれたら嬉しいですか?


そりゃそうだ

じゃあ、ボクに100ドルください


そうでなければ、自分のアホなルールすら守らない偽善者として一生を送ってください

フガフガ

フガフガ


くっ、お前らのエンジニア魂なんか大嫌いだ!

少なくとも、今言っていることは筋が通ってますね


  


 最近連発されるボスの標語の中ではまともなほうだと思ったのですが…。またまた部下にやり込められてしまったようで。

 “snork”は、snortという動物が鼻を鳴らすことと同意語で使われているスラングです。鼻を鳴らすことから、人を小馬鹿にしたり、不満な態度とったりすることなどを強い鼻息で現すことを指します。例えば、“My wife snorted at my pledge to do the dishes”(妻は皿を洗うという私の誓いを鼻で笑った)。どちらの単語も使えますが、snortのほうが良く使われている気がします。

 鼻を鳴らしたり、蒸気が吹き出すイメージから、米国ではsnorkはマリファナを吸うことも指しますが、オーストラリアやニュージーランドでは赤ちゃんやソーセージを意味するそうです。またムーミンのキャラクターでもあるスノークは、スウェーデン語では「命令ばかりする、威張った、うぬぼれた人」という意味だそうです。フガフガ。

[翻訳・解説:Yvonne Chang]


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