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» 2015年08月27日 16時30分 公開

Android版「Cortana」はWindows 10版と何が違うのか?鈴木淳也の「Windowsフロントライン」

日本語対応が待たれるWindows 10の音声対応パーソナルアシスタント機能「Cortana」。米国でAndroid版のパブリックβテストが始まったので、早速インストールしてみた。

Windows 10を超えて広がっていく「Cortana」

 「Windows 10」が盛り上がる一方で、Microsoftのクラウドを介したマルチプラットフォーム戦略も着々と進んでいる。Microsoft OfficeのiOS/Android版などがその先兵となるが、今最もホットなのは音声対応パーソナルアシスタントの「Cortana(コルタナ)」だ。

 残念ながら現時点で日本語版のCortanaは投入されておらず、日本ではWindows 10や、Windows Phone 8.1が導入されたデバイス(マウスコンピューターの「MADOSMA」など)から日本語で利用することはできないが、こちらも年内ないし年明け頃にはサービスインが見込まれており、もう少しの辛抱となっている。

 一方で、既に対応言語版が提供されている地域では、Windows以外のプラットフォームでも利用可能な環境が整いつつある。8月24日(米国時間)には、Android版Cortanaの一般提供がβテストとして開始された。アプリ形態で提供されており、Google Play経由でインストール可能だ。

 ただし、現時点でβ版の扱いとなっており、通常のGoogle Playでの検索ではアプリが出現しないほか、提供地域が米国に限定されている(米国以外での提供計画もあるという)。もし米国在住で利用可能な環境にあるならば、AndroidデバイスのWebブラウザから直接Google PlayのCortana専用ページへと飛び、βプログラム参加に同意することでアプリをインストール可能だ。

Google Playから直接検索することはできないが、Windows公式ブログ「Blogging Windows」で紹介されているリンクをクリックすると、βテストに参加するかの確認を求められた後(画像=左)、ストアからCortanaアプリのダウンロードが可能になる(画像=右)

 基本的にはAndroid版もWindows版もCortanaは機能的に差がなく、ほぼ同じ感覚で使える。Android版は、Web検索をはじめ、搭乗予定の情報通知、リマインダの設定、タスク管理などの機能を持つ。

 両者の最大の違いは、Android版には「Hey Cortana」と話しかけてハンズフリーでアプリを起動する機能がない点だ。利用にあたっては、必ずCortanaアプリをフォアグラウンドにして、音声入力時には音声入力モードを有効にしておく必要がある。Cortana自体はホームボタンから起動可能だ。

CortanaアプリはAndroidスマートフォン内のほとんどの情報にアクセスすることになる
AndroidでCortanaを起動した(画像=左)。スタート画面はこのような最新ニュースのトピック表示となる(画像=右)
基本的にはAndroidでもWindowsでもCortanaでできることは一緒だ(画像=左)。天気予報を表示した様子(画像=右)。ただし、Android版はOSに統合されていないため、「Hey Cortana」と話しかけていつでも機能を呼び出すことはできない。Cortanaアプリを起動中のみ機能が利用できる

 また、Windows 10で提供されている他のアプリとの連携機能も現時点では利用できないため、あくまでCortana単体の機能(Bing連携)に依存している。Android版はアプリ形態での提供でOSに統合されておらず、ここは仕方がない。Cortanaの体験版的な位置付けで考えれば、十分活用できるだろう。

 この辺りはGoogleの音声入力機能(Hey Google)やAppleのSiriなど、プラットフォーム固有の機能に分がある。ちなみに、Microsoftは今後iOS版Cortanaの提供も予定しており、Windowsの枠を超えて、マルチプラットフォームでどれだけ普及していくのか気になるところだ。

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