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» 2014年12月17日 10時00分 公開

鈴木淳也の「Windowsフロントライン」:Windows 10にCortana追加、Skype同時通訳、Office新ツール――2015年に注目のMicrosoft新技術 (2/2)

[鈴木淳也(Junya Suzuki),ITmedia]
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 ここからはWindows 10での利用も想定された、今後注目すべきMicrosoftの新サービスについて紹介していこう。

世界中の人々とリアルタイム通訳で会話できる「Skype Translator」

 2014年12月15日(米国時間)、Skypeを使って異なる言語同士の会話をリアルタイムで通訳するサービス「Skype Translator」のプレビュー版が初めて公開された。2014年5月に米Microsoftのサティア・ナデラCEOが発表し、日本でも10月開催の「The Microsoft Conference 2014」にてデモ動画が紹介され話題となっていた機能だ。

 今回のプレビュー版では英語とスペイン語の音声通訳、40以上の言語でインスタントメッセージのテキスト翻訳が行える。具体的な動作の様子は、YouTubeで公開されているデモ動画が詳しい。

 Skype Translatorはサインアップページで登録を受け付けているので、興味のある方はトライしてみてほしい。対象OSはWindows 8.1以降で、日本語にも対応しているようだ。もちろん、Windows 10での搭載も見込まれている。

2015年はMicrosoftの新技術「Sway」に注目

 筆者が個人的に注目しているMicrosoftの新サービスに「Sway」がある。非常に説明が難しいが、「PowerPointよりも気軽に」「OneNoteよりも見栄えがよく作られたコンテンツを共有するサービス」と言えば想像しやすいだろうか。

 Swayでは、OneNoteを使う感覚でインタラクティブ性が高いコンテンツを簡単に作り、Web上にPublish(投稿)できる。コンテンツそのものはHTML5で記述されているため、複数のユーザーが好きなデバイスや環境で自由に参照可能だ。

 コンテンツのサンプルはSwayのサイトにいくつか用意されているが、ごく基本的なものよりアニメーション効果が高いものインタラクティブ性が高いものといった具合に、バリエーション豊かだ。同サービスの利用シーンをイメージした動画もYouTubeで公開されている。

 Swayのコンテンツを見ること自体は誰でも可能だが、これをオーサリングするツールは2014年10月1日(米国時間)の発表時点では限定公開となっていた。発表から10週を経て、Swayの申し込み数は17万5000件を突破しており、1日あたり数千件のリクエストが積み上がっている状態だとOffice Blogsが紹介している。

 こうした反響を受けて、2014年12月15日にはSwayのコンテンツ作成(オーサリング)機能がついに一般公開された。現在もなお正式公開前のプレビュー版という段階だが、比較的近いタイミングでOffice製品の正式なファミリーの一員になると予想される。

 なお、オーサリング機能は標準提供のWeb版のほか、iPhoneアプリ版「Office Sway for iOS」も用意されている。まず11月にニュージーランドで、12月にオーストラリアで続けて公開された。現在Office Sway for iOSのダウンロードが可能なのは、この2カ国に限定されているようだが、こちらも順次開放されていくことだろう。

「Office Sway for iPhone」の動作画面

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