今から知っておきたい「Windows 10」導入後のWindows Updateに関する注意点鈴木淳也の「Windowsフロントライン」(2/2 ページ)

» 2015年07月23日 11時00分 公開
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個人向けWindows 10のWindows Updateは「自動更新」

 なお、現在Windows Insider Program参加者に配布されている「Windows Insider Preview(Build 10240)」はRTM相当と言われているが、Build 10240のWindows 10 Home/ProでWindows Updateの設定をのぞいてみると、更新プログラムのダウンロードおよびインストールが「自動」のみで、この際の再起動もデバイスが使用されていないときに自動で行われる仕組みになっている(Windows Update for BusinessのWindows Update設定メニューは現時点で未確認)。

 Windows 10の一般公開時もこれと同じ仕様かどうかは不明だが、従来のWindows 7/8.1のように、ダウンロードやインストールの可否、更新のタイミングをユーザーが自由にカスタマイズできなくなっている。

 ただし、Windows Updateの詳細オプションから、更新プログラム適用時に「再起動の日時」を設定するように通知することは可能だ。知らない間に再起動されて困る場合や、まれにある更新プログラム自体の不具合が気になる場合は、再起動日時を設定しておくといいかもしれない。

 また、従量制課金接続(追加料金がかかる可能性のある接続)では、更新プログラムがダウンロードされない仕様になっているという。少なくとも、気付かないうちに3G/LTE通信のデータ量が膨れ上がり、通信キャリアの速度制限に引っかかるといったことはなさそうだ。

Windows Insider Preview(Build 10240/Windows Home)では、「設定」→「更新とセキュリティ」→「Windows Update」→「詳細オプション」と進むと、「更新プログラムのインストール方法を選ぶ」というメニューにアクセスできる。インストール方法は「自動(推奨)」と「再起動の日時を設定するように通知する」が選択可能だ。手動でのダウンロードやインストールを行う選択肢はない
Windows Updateでダウンロードされた更新プログラムは、デバイスが使用されていないときに自動でインストールされる。「今すぐインストール」を押せば、必要に応じてすぐに更新プログラムを適用可能だ。ダウンロードやインストールのタイミングを手動で設定することはできない
更新プログラムのインストール後は、デバイスの非使用時に再起動を行うか、再起動の日時を設定するかの選択が可能だ。再起動の日時は、当日を含む7日間から選べる
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