Windows 10リリース後に配信された「SR1」とは?鈴木淳也の「Windowsフロントライン」(2/2 ページ)

» 2015年08月11日 10時00分 公開
前のページへ 1|2       

Officeファミリーの新アプリ「Sway for Windows 10」も登場

 また以前に本連載で少しだけ紹介したMicrosoft Officeファミリーに属する新しいコンテンツ作成サービス「Sway」のWindows 10版アプリ「Sway for Windows 10」が8月6日、ついに公開された。

 Swayでは、OneNoteを使う感覚でインタラクティブ性が高いコンテンツ(プレゼン、ニュースレター、アルバム、レシピなど)を簡単に作り、Web上に投稿できる。コンテンツそのものはHTML5で記述されているため、複数のユーザーが好きなデバイスや環境で自由に参照可能だ。Sway for Windows 10ではオフラインモードもサポートしている。

 手軽にビジュアル要素や動きのあるコンテンツを作成できるので、Officeアプリの一員として活用してみてほしい。現在開発中の「Sway for Windows Phone」は今後数カ月のうちにリリースされる予定だ。

「Sway for Windows 10」は、プレゼンやニュースレターなどのコンテンツを手軽に作成できる。外出先などでインターネットに接続できない環境でも、オフライン利用が可能だ

11月にはXbox One版Windows 10も提供

 先ほど「TH2」の話をしたが、Windows 10は今後も引き続きアップデートが続いていく。マイルストーンとしての注目はまず秋で、Xbox One向けのWindows 10アップデートが11月に提供される予定だ。

 UWP(Universal Windows Platform)アプリが利用可能になることで、ゲームだけでなく、例えばPC、タブレット、スマートフォン向けに提供されているコンテンツ視聴系アプリや各種ユーティリティも利用可能になるなど、利用の幅が大きく広がる。

 本提供に先駆けて9月には一部テスターにプレビュー版が配布されるとのことで、気になる方は引き続きチェックしておくといいだろう。

独ケルンで開催されたゲームイベント「gamescom 2015」にて、Xbox One版Windows 10のリリースが11月であることが明らかになった。写真は米MicrosoftのXbox事業責任者であるフィル・スペンサー氏
「鈴木淳也の「Windowsフロントライン」」バックナンバー

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年12月26日 更新
  1. 「買うならお早めに」が悲痛な叫びに変わった年末 猛暑の後に“価格高騰”の寒波が襲った2025年PCパーツ街 (2025年12月25日)
  2. 25Gbpsインターネット時代の“モンスターマシン” ミニワークステーション「Minisforum MS-02 Ultra」を試す (2025年12月25日)
  3. 高コスパNASから小型スマホの救世主まで! 2025年にグッと来た「デジタル仕事道具」ベスト5 (2025年12月24日)
  4. HHKB Studio専用の「木製」「アルミ製」キートップが登場 PFUダイレクトで1月5日発売 (2025年12月25日)
  5. 「テクノロジーが前面に出すぎていた」――アイロボットジャパン新社長が語る、ルンバ復権への“原点回帰” (2025年12月25日)
  6. “家中どこでもコンセント”を実現 日常で使いたくなる実売1.5万円のポータブル電源「BLUETTI AORA 10」を試す (2025年12月24日)
  7. Ryzen 7×GeForce RTX 5050 Laptop GPUの「ASUS TUF Gaming A16 FA608UH」がセールで16万9800円に (2025年12月25日)
  8. “Air”の名はだてじゃない 軽量な8K/360度カメラとして大きな魅力を放つ「Insta360 X4 Air」 X5と撮り比べて分かった性能差 (2025年12月25日)
  9. 最大25Gbps! NTT東日本が国内最速インターネットサービス「フレッツ 光25G」を2026年春から提供 (2025年12月23日)
  10. 「こりゃ買えないわ」の声――ついに30万円突破の128GB DDR5メモリも (2025年12月20日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー